協会会員
曾邦政 理事
諾可科技股份有限公司 総経理- 経歴概要
- 2003年 半導体先端材料分野に参入、加工部品販売および装置メンテナンス業務を展開。
- 2007年 諾可科技を創立。2008年 Saint-Gobain(サンゴバン)電子材料台湾代理店となり、販売・技術サポートを担い、CMP研磨材の共同開発パートナーとなる。
- 2009年 采鈺科技LEDの代理販売開始。
- Ferro Tec(飛羅得)のSIFUSION材料をTSMCに導入し、同社の認定サプライヤーとなる。
- 2010年 AOT製LED(バックライト)の販売開始。
- 2012年 3M CMPフィルター協力パートナー。
- Ferro Tec炉管、TriTek装置、YODNランプの代理販売、E-CHUCK修理、RD共同プロジェクトを推進。
- R&D共同プロジェクト
- 20年以上の産業経験を背景に、半導体サプライチェーン市場で確固たる地位を築き、国際代理・技術協力を積極的に推進。
個人紹介
曾理事は諾可科技股份有限公司の創業者であり、2003年より半導体産業に従事。先端材料の販売および装置メンテナンスに専念し、豊富な経験を積んだ後、起業に至った。
2007年 に正式に諾可科技を設立し、翌年にはフランス資本のSaint-Gobain電子材料の台湾地区代理店となり、CMP研磨材の共同開発に参画。先端プロセス応用に成功し、TSMCの認定サプライヤーに選定された。
曾理事は「専門水準・情熱・職業倫理」という核心的価値観を重視し、優れた研究開発チーム、専門的なプロセス技術、厳格な品質管理を結合。市場動向と顧客ニーズを的確に捉え、鋭い洞察力と深い産業知識を活かして、国際協力と材料応用の発展を継続的に推進。国内外の大手半導体メーカーから信頼を獲得し、競争の激しい産業において企業を安定的に成長へ導いている。
協会へのメッセージ
世界的なサプライチェーンの変動や国際経済の不確実性が高まる中、台湾と日本は半導体バリューチェーンにおける重要な結節点として、本協会の設立は、まさにその使命に応えるものであり、専門知識の結集、国際ネットワークの統合、技術協力とリソース共有を推進する役割を担っています。さらに、新世代人材の育成を使命とし、知識伝承と国際連携を促進。半導体産業をより強靭で、持続可能かつ安全なサプライチェーン構造へと導くことを目指してまいります。