林仲章 理事

聯毅科技股份有限公司 代表取締役会長
経歴概要
米系半導体企業にてフィールドサービスエンジニアとして勤務。
2004年 聯毅科技を創立。
2006年 Novellus、UMC、TSMCの指定修理戦略パートナーとなり、ISO 9001認証を取得。
2010年 鴻越科技チームを買収し、シンガポール拠点を設立、国際市場へ進出。
2011〜2012年 中国・昆山および米国アリゾナに海外拠点を設立。
2017年 バイオ医療自動化システムを推進、PCR核酸検査装置で国家新創賞を受賞。
2023年 TSMCの進出に伴い、日本・熊本に拠点を設立。

個人紹介

林理事は高工の鋳造科から学びを始め、台北工専を首席で卒業し、機械設計エンジニアとしての専門を築いた。その後も学びを重ね、台北科技大学機電整合所、清華大学EMBA、台湾大学EMBA、交通大学科技法律所などで修士学位を取得し、管理・法律・産業知識を強化。

月給8,000元の見習いからキャリアをスタートし、米系半導体装置会社にて現場サービスや装置導入を経験。2004年 に聯毅科技を創立し、半導体装置のアフターサービスに注力、その後ロボット修理事業を深耕し、フルライン自動化ソリューションプロバイダーへと発展させた。

技術分野では、3/5/7/28ナノプロセスでの安定稼働を大幅に向上させるロボット修理および装置監視システムを提供。さらに「予兆検知機能」を備えた外付け型ロボット監視システムを開発し、高く評価されている。プロセス信頼性と効率向上のため、自動化と精密メンテナンスの理念を積極的に導入。

また、企業家として社会責任と持続可能性にも注力し、省エネ・カーボン削減、リスク管理意識の向上、弱者支援活動を推進。従業員健康のためマラソン・トライアスロン活動を奨励し、写真や音楽を通じて人文素養を育む企業文化を形成している。

協会へのメッセージ

台湾日本半導体サプライチェーン交流協会の理事として、協会の使命に基づき、協会活動を着実に実行し、その発展に貢献したいと考えております。

(一)協会と産業における役割
日台の半導体サプライチェーンの技術とリソースを結合し、国際的な協力と知識交流を促進。
日本の精密機械・自動化技術を導入し、台湾のイノベーションやサービス能力を広める。

(二)協会内での主な任務と責任
両国交流の架け橋として、共同セミナー、技術交流、産学連携プロジェクトを企画。
業界代表を率いて双方の先端装置や技術センターを訪問し、実践的な学びと商機を拡大。
サステナビリティとESG理念を推進し、グリーン製造と社会責任を供給網共栄の新しい原動力とする。

(三)産業推進と将来展望への貢献
台湾半導体装置の自動化・自主技術水準の向上を支援し、MITの価値を高める。
封止検査、組立、バイオ自動化など多分野での自動化技術応用を推進し、クロスインダストリー協力を創出。
協会メンバーが共にサステナビリティ責任を担い、国際舞台での日台供給網のリーダーシップを確立する。

私は豊富な機械自動化分野の経験と学際的な専門知識を有しており、理事として実務経験、技術洞察、国際的視野を活かし、日台半導体サプライチェーンをより緊密に、革新的かつ持続可能な形で未来へ導いてまいります。
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