黄旭昇 理事長

丸正グループ 代表取締役会長
経歴概要
1997年、丸正科技股份有限公司を設立し、企業の方向性と戦略を主導
以来、半導体の各製程に関連する数十社(関係会社を含む)への投資およびリソース統合を積極的に推進
近年は、産業および社会への還元を重視し、長年培った知識と人脈資源を次世代へ継承することに注力している

個人紹介

黄理事長は日本大学を卒業し、日本の産業環境に精通。帰国後の1997年、丸正科技股份有限公司を設立し、日本から半導体・LCD関連の先端製品を台湾へ導入、販売。商社事業を基盤に、半導体サプライチェーンにおいて欠かせない存在となる。

2001年にはDRY PUMPの修理事業を展開する邦甫科技股份有限公司を設立。さらに2011年には寬紘科技を設立し、日本ディーエヌエス社のSPIN CHUCK修理技術を台湾へ導入、同社唯一の海外OEM修理拠点となる。長年にわたり、装置・材料分野および国際的なサプライチェーンの調整と戦略的展開に尽力。

キャリアを通じて、日台産業協力を積極的に推進し、両国の産業文化や技術動向に精通。豊富な実務経験と人脈を有し、企業経営のみならず、政府の産業政策諮問や日台共同プロジェクトにも数多く参画。30年以上の経験を活かし、日本技術の導入と投資リソースの統合を通じて、重要な半導体製程技術を台湾に根付かせ、多くの投資企業および日本企業との技術連携を推進し、日台半導体産業の持続的成長に貢献している。

協会へのメッセージ

現在、半導体サプライチェーンは技術革新と地政学的再編の重要な転換期にあります。

世界的なサプライチェーンにおいて重要なパートナーである日台両国は、相互信頼をさらに深め、交流を一層強化すべきと考えます。協会が産業の力を結集し、社会にポジティブな変化をもたらす重要なプラットフォームとなることを心より期待しております。そして、「団結・共有・先見性」の精神こそが、日台半導体サプライチェーン産業、さらには次世代により良い未来を築く鍵であると確信しています。

志を同じくする仲間と共に歩めることを大変光栄に思い、今後も自らの経験と専門性を活かし、協会にさらなる革新のエネルギーを注いでまいります。
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